中町屋台  工事中です


中町屋台の正面・・手力雄命(タヂカラオノミコト)が天岩戸開きを
            して天照大神が現れる大きな鬼板は有名・
            古い画像と新しい画像を比べると
            鬼板の両端の彫刻が違って見えるのですが
            そんな事無いですよね?
 画像を良く見ると破風板尻に継ぎ足
し痕が有り垂木を二重から三重垂木
に増設した事がわかる
継ぎ目から内側の破風板が以前の
破風板の大きさと言う事になるのか?
 襖障子も並び順が違ってる............
上町以外では間違いは無いと思って
いたが中町にもそれが有ったので
ビックリです。

三重垂木の建物の例
 京都御所  紫宸殿
箭弓稲荷神社 の本殿 左側・・・右 拝殿
中町屋台と上町屋台の後ろ面を比較してみる。 

 屋台(宮,上、中、本)の正面見付け柱間の寸法は各町ほぼ同寸法(8尺)
であるが中町屋台の高欄幅と上町の高欄幅と比べて見ると中町屋台の方が広い事が良くわかる 中町屋台は柱に「足し木?」
がしてあり 枡組み等 腰装飾の関係も有ってか随分と広い。
明治23年(1890年)屋台四方に高欄 昇り勾欄 腰升組みを付設 屋根を大きくする為に垂木を一列加え三重垂木に、破風
板もその分継ぎ足して屋根 腰周りのバランスをとる        「足し木(足し柱)?」は下の画像です
上町屋台も中町屋台くらい腰の幅が有れば大きな屋根とのバランスが取れるのですが・・・・・・・・・・。
もし 社寺建築を基本にしてるので有れば上町の方がその通りである様に思える
上の画像の紫宸殿等の建築を見ると屋根が大きく高欄は屋根に比べると誠に小さい
夜祭山車彫刻の内 乳房を出してる物

(この2つのみか?)
画像では少し見づらいが「足し柱」が各柱に取り付いてる
足し柱の厚みは判らないが90mmとすれば単純計算180mm
は正面腰幅が広くなる・・升組等加味すればもっと広くなるはず
中近笠鉾内室立て隠し

唐婦人
中町屋台の鬼板より

天宇受売命
あめのうずめのみこと
今はどうだか解らないが平成元年の画像を
見るとすいぶんと散らかってる・・・
中町の蔵の周りには空き地部分が無いので
他町と比べると大変さが覗える
組み立て風景 平成元年撮影
側面・・私も何度か中町屋台の舞台に上がらせて頂いた
     事が有りますが舞台の広さにビックリしました
     又、太鼓を叩く楽屋(幕の中)も広く感じました
     柱間40cmの差は大きいと思います
     又なんと言っても感心するのは舞台の上に余分な
     物(荷物、その他雑品)が乗ってない事です
     上町も見習わなくてはいけません
側面・・宮地 上町 本町屋台と比べると側面巾(柱〜柱)
    が1尺3寸(約40cm)広い
    当然前後の車輪間隔も広いので運行の際 進路決め
    (ハンドルが無いので人力でそれを行う)が大変だと思う
階段(階、キザハシ)が付設してある屋台は上町と中町

中町は階段の踏み板にも彫金飾り金具が張り付いてる
秩父の中でも中町だけでしょうか?普通に下から見てたのでは
その存在は分りません。
こんなに素晴らしい飾り金具を踏んで上り下がりするのですから
贅沢きわまりなしです。
確か猩猩酔舞の彫金も有ったかな??????後で確認します。
そうなると全ての彫り物題材が日本神話のみでなくなりますか
中町屋台の特徴の一つに腰斗組が有りますが高欄も
他にない意匠が凝らして有ります
張り出し舞台で使う高欄束より後ろの架け木(笠木)が
束まで届かずワラビの様になって切れてる所です
職人さんも立ち易いでしょう
中町屋台2
中町屋台2

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